(東京, 2025 年 6 月 19 日) – ベトジェットは、現在開催中の 2025 年パリ・ル・ブルジェ航空ショーにおい て、エアバス A321neo 型機 100 機の大型発注を発表しました。将来的にはさらに 50 機を追加する可 能性もあります。また、同社はより広範な事業拡大戦略の一環として、ロールス・ロイス社製トレント 7000 エンジン 40 基を追加導入し、ワイドボディーA330 機のエンジン供給能力を増強します。これらの 画期的な契約は、多国籍航空グループとしてのベトジェットの成長戦略における重要な一歩となるだけ でなく、ベトナム、フランス、そしてヨーロッパ間の経済関係強化にも繋がります。

今回の発注は、ベトジェットが先月表明した A330neo 型機 20 機の追加発注に基づくもので、これによ り同社のワイドボディ機発注数は合計 40 機となりました。これらの新型機は、同社のアジア太平洋地 域における主要路線の輸送能力を拡大するだけでなく、将来の欧州向け長距離路線のサービス導入 も可能にします。

ベトジェットのグエン・ティ・フォン・タオ会長は、「本日のエアバスとの合意は単なる商用契約以上の大 黄な意義があります。これは、ベトジェットの新たな飛躍への旅、即ち、世界的な拡大、新たな成長へ の原動力、接続性の向上、そして絶え間ない技術変革を原動力とする持続可能な航空エコシステムの 開発という旅の始まりを示す画期的な一歩と言えます」と述べました。

エアバスの民間航空機事業部、ブノワ・ド・サンテグジュペリ営業担当副社長は、次のように述べてい ます。「今回の契約は、ベトジェットが A330neo ワイドボディ機を追加発注してからわずか数週間後に締 結されました。A321neo と A330neo は、ベトジェットが事業を拡大し続ける上で最適なパートナーとなり、 ネットワーク全体の需要に叶う効率的な供給体制を構築していくでしょう。」
A321neo は、エアバスのベストセラー機である A320neo ファミリーの中で最大の機体であり、卓越した 航続距離と性能を誇ります。新世代エンジンとシャークレットを搭載した A321neo は、前世代の単通路 機と比較して騒音を 50%低減し、燃料と CO2排出量を 20%以上削減するとともに、世界最大級の単通路 キャビンでお客様の快適性を最大限に高めます。現在生産中のすべての航空機と同様に、A321neo は最大 50%の持続可能な航空燃料(SAF)で運航可能で、2030 年までに SAF 使用率を最大 100%まで 引き上げることを目指しています。

ベトジェットは現在、120 機を超える新世代の燃費効率の高い航空機を保有し、さらに 400 機以上を発 注しています。旅客数の増加に伴い、ベトジェットは国際的な戦略的パートナーシップを通じて機材の 近代化を進めながら、グローバルなフライトネットワークを積極的に拡大しています。
