(東京、2020 年 8 月 4 日)べトジェット・アビエーション・ジョイント・ストック・カンパニーはコビド-19 パンデミックの影響が最も大きかった 2020 年第 2 四半期の業績を発表しました。それに よると、ベトジェットは国内 52 路線、1 万 4,000 便のフライトネットワークを運航し、同四半期中 に 200 万人以上の旅客を輸送しました。
2020 年第 2 四半期末までに、ベトジェットの航空輸送収入は前年同期比 54%減の 1 兆 9,700 億 VND(約 90 億円)、損失は 1 兆 1,220 億 VND(約 51 億円)となりました。上半期全体では、航空輸送事業の損失は 2 兆 1,110 億 VND(約 96 億円)となっており、世界の航空業界の総損失額 840 億米ドル以上と比較すると、かなり控えめな数字と言えます。
キャッシュフローを支えるため、ベトジェットは積極的にパートナーを探し、資産譲渡や金融投資 など多くの解決策を実施した結果、2020 年第 2 四半期の財務収益は 1 兆 1740 億ドン(約 53 億円)、税引き後の連結利益は 1 兆 630 億ドン(約 48 億円)、2020 年上半期の連結利益は 730 億ドン(約 3億 3 千万円)となり、航空輸送事業の財源を増やすことができました。
ベトナムが 6 月に国内線の空を開放したことで、ベトジェットは国内線の全運航を再開し、1 日 300 便を運航し、コビド-19 のパンデミックピーク時と比べて 3 倍から 5 倍の増便となりました。また 8 つの新規ルートを就航させ、国内 52 のネットワークで総便数は 14,000 便に達し、国内市場へ大き なプラス効果をもたらしました。

ベトジェットが 2020 年第 2 四半期の業績を発表、 パンデミック克服へ向けて財源を増強
新時代の航空会社を目指して、ベトジェットは常に 4.0 技術プラットフォームとモバイルアプリケ ーションの開発に基づいた商業的なソリューションに取り組んでいます。2020 年初頭から、貨物輸 送事業の拡大、SkyBoss 製品と付帯サービスの開発、無制限フライトパス「パワーパス」の提供な ど、多くのソリューションを実施してきました。また、ベトジェットは、ハノイのノイバイ国際空 港でセルフサービスの地上運航を開始し、より積極的な運航、コスト削減、付帯サービス収入の増 加、特に旅客の質の高いサービスの向上を目指しています。
ベトナムの航空会社の提案を受けて、政府や業界当局は、税金や手数料の免除、航空サービス、飛 行燃料の環境税免除、金融支援、支払い期間の延長などの航空支援パッケージを検討しています。 結論として、ベトジェットは、航空輸送事業や財務活動の業績は良好な回復を示し、世界でも数少 ないコビド-19 パンデミックに対応した航空会社と評価されています。
※ 100 ベトナムドン(VND)=0.46 日本円(JPY)で換算(2020 年 8 月 3 日付け)