
(2019年2月27日、ハノイ・ベトナム) - ベトナムのニューエイジエアライン、ベトジェットエア は本日、ボーイング社の航空機737 MAXを新たに100機(総額127億ドル相当)購入する契約に調印しました。既に発注している100機と合わせ、合計200機の購入契約を締結したことになります。
ベトジェットのプレジデント 兼 CEOのグエン・ティ・フオン・タオと、ボーイング社のプレジデント 兼 CEO ケビン・マカリスターは、グエン・フー・チョンベトナム共産党書記長とトランプ アメリカ合衆国大統領立会いのもと、ベトナム大統領官邸において本契約に関する調印式を執り行いました。本調印式は、ハノイで開催された米朝首脳会談の期間中に行われたものです。

ボーイング社のプレジデント 兼 CEO ケビン・マカリスターは次のように述べています。「我々は、ベトジェットとのパートナーシップをより強固なものとし、一層の成長を支援できることを大変喜ばしく思っています。737 MAXが、乗客の効率的かつ素晴らしい旅行体験を多くの乗客に提供することに貢献すると確信しています。現在、ハノイ、そしてベトナム全体の経済成長は急速に進んでいます。そしてベトジェットは、ベトナムにおける航空ビジネスの急成長と乗客をベトナム国内、そしてアジアの国々へとつなぐ大きな役割を果たしています。我々は、この経済成長を米国のエンジニアリング、製造業を活性化しながら支援できることを、誇らしく思っています。」

尚、ベトジェットは、2016年、ボーイング社のB737 MAX を100機発注しており、ベトナムにおける最大の顧客となっています。
ベトジェットのプレジデント 兼 CEOのグエン・ティ・フオン・タオは次のように述べています。「以前発注した100機に加え、今回新たに737 MAXを100機追加発注したことは、我々が今後国際的にネットワークを拡大し、送客キャパシティを向上し、さらにエキサイティングな体験を提供していく上で、非常に重要な出来事です。米朝首脳会談期間中に、アメリカ・ベトナム双方のリーダー立会いの下、ここハノイで調印式を執り行うことができたのは、ベトジェット、ボーイング双方にとって非常に意義深く、今後の成長のためのマイルストーンとなることだろう。」

今回の航空機購入契約に加え、ベトジェットはボーイング社と技術専門分野、パイロット訓練、技術者訓練、その他管理業務効率化などに関するパートナー契約を合わせて締結しました。
また同日、ベトジェットはゼネラル・エレクトリック社と長期間に渡るLEAP-1Bエンジンサポートに関するパートナー契約(53億ドル相当)を締結しました。本契約では、スペアエンジンの提供やサポート、既に発注済みの航空機に対してのエンジンサポートを含みます。
今回のベトジェットと米国企業2社との取引金額は合計で180億ドルにのぼります。

この度の米朝首脳会談がベトナムで開催されたことにより、ベトジェットは、今回の契約締結に至りました。これは、米国・ベトナム両国の取引活性化に大きく貢献するものだと確信しています。またベトナムは、急速な経済成長を遂げていますが、ベトジェットはその中でも特に海外との経済活動を成功させたパイオニア的存在として、ベトナムの革新的な印象を世界中に伝える付けています。